映画

日 本 映 画

面白かった映画、感動した映画、かなり小さい頃に見た映画、どれももう一度見たいと思います。

順位 タイトル 主演 コメント
1 砂の器 緒形 拳、丹波哲郎、加藤 剛、森田健作 テ−マを絞り込み、原作(松本清張)より面白かった。犯人の父親(らい病患者)が生きていたという場面で更に感動した。
2 家族 笠 智衆、井川比佐志 大阪万博開催の頃の撮影、日本各地の四季を映しながら家族の絆を考えさせる佳作。
3 安寿と厨子王丸 マンガ 東映が毎夏封切りされたマンガ。昭和30年代前半か。原作は森鴎外の「山椒大夫」、子供ながら泣けた。
4 わんぱく王子のおろち退治 マンガ 上記同様、東映作品。古事記に基づく神話のマンガ化。結構ためになった。
5 羅生門 京マチ子、森 雅之 黒沢作品でひとつ選ぶなら本作品。雨の量も凄い。主役三人の回想で人間の狡さが思い知らされる。
6 楢山節考 緒形 拳、坂本スミ子、清川虹子 「姥捨て信仰」を描いた。ちょっと前の日本はかくも原始的で貧しい世界だったとは・・。
7 幸せの黄色いハンカチ 武田鉄矢、桃井かおり、高倉 健 外国のポップスを基にした話、展開は予想できても、やはり感動的なラストだった。
8 「寅さん」シリ−ズ 渥美 清、倍賞千恵子 古き良き時代を象徴する寅さん、日本人必見だ。
9 黒部の太陽 石原裕次郎 独立プロの誕生期の大作。かなり危険なロケも多く、雄大な作品だった。
10 忠臣蔵 花の巻・雪の巻 松本幸四郎(後の松本白鴎) 数多い「忠臣蔵」の中でも秀逸。幸四郎の圧倒的な演技力に脱帽。昭和33年度東宝作品
番外 蒲田行進曲 風間杜夫、平田 満、松坂慶子 映画作りの現場も垣間見えて興味深い。主演の男優二人はこの作品を機にスタ−になった。
  学校 西田敏行、田中邦衛、竹下景子 夜間中学を舞台に、豊かな日本の陰にはこんな人達もいることを教えてくれる。以後シリ−ズ化される名編。
  「若大将」シリ−ズ 加山雄三、星由里子、田中邦衛 全作品を見ました。「怪獣映画」と2本立てが多く、よく姉とも見に行ったものです。
  「怪獣映画」シリ−ズ ゴジラ、キングギドラ等 ゴジラは昭和29年、モスラは34年、キングコングは36年、僕らはみんな夢中になった。
  「日本一」シリ−ズ 植木 等 今見たら、どのくらい面白いかな、と思う。
順位はあまり気にせず、「パンダはこんな映画が好きなのか」程度にごらんください。

外 国 映 画

テレビ朝日(当時:NETテレビ)で「日曜洋画劇場(当時:土曜洋画劇場)」が始まった。これが洋画に接する初めだと思う。「裸足の伯爵夫人」「山河遙かなり」「チャンピオン」という順だったと記憶している。マリリン・モンロ−やジョン・ウエイン、カ−ク・ダグラスという俳優の名前も覚えていった。解説の淀川長治さんの名調子を聞けば、だれでも映画が好きになる。

順位 タイトル 主演 コメント
1 卒業 ダスティ・ホフマン、キャサリン・ロス、アン・バンクロフト 高校時代、恋愛に憧れを感じた頃、私にとっての「入学」だ。キャサリン・ロスが綺麗だった。教会からエレンを奪う感動のラスト。
サイモン&ガ−ファンクルの音楽も最高!
2 パピヨン スティ−ブ・マックイ−ン
ダスティン・ホフマン
何回も自由を求めて脱獄する犯人の実話。マックイ−ンのタフネスぶりもいいが、当時のデ−トで見たという点がよかったのかも・・
3 レイダ−ス(失われたア−ク) ハリソン・フォ−ド 「未知との遭遇」等で既に売れっ子のスピルバ−グ、このインディ・ジョ−ンズシリ−ズ第1作はさほどの評判ではなかった。新聞の評を読んで、見に行ったところ超面白い。日本では2作目から大ヒットとなった。
4 スティング ポ−ル・ニュ−マン
ロバ−ト・レッドフォード
詐欺師の復讐戦を描いた映画。軽快なピアノのテ−マと観客をあっと言わせるドンデン返し。最後にニヤリと笑って劇場をあとにした。
5 天国から来たチャンピオン ウォ−レン・ビュ−ティ 事故死した青年、実は死んでないのに神様が間違えて天国へ呼んでしまう。そこで誰かの肉体に精神だけ戻すのだが、彼女さえ気付いてくれない。ほのぼのとした佳作だ。
6 レインマン ダスティン・ホフマン、トム・クル−ズ

自閉症の兄と相続に躍起となる弟、奇妙な二人の旅にもようやく兄弟の絆が生まれる。自閉症の兄の異常な程の記憶力が楽しい。

7 グリ−ンマイル トム・ハンクス 看守と超能力を持つ死刑囚の交流。死刑の場面はリアルだが、それでいて爽快感がある。
8 フォレスト・ガンプ(一期一会) トム・ハンクス 足は速いが知能が低い主人公、それでもひたむきに生き、成功を治める。思わず主人公を「ガンバレ!」と応援したくなる。実話らしい。
9 ポセイドンアドベンチャ− ジ−ン・ハックマン

転覆した豪華客船からの脱出、しかも時間がない。神の加護を受けて数人だけ助かる。流行したパニック映画の中でも迫力、スト−リ−ともにNo.1映画だ。

10 ゲッタウェイ スティ−ブ・マックイ−ン、アリ・マックグロウ 銀行強盗と仲間からの逃走の物語。アクション映画専門のサム・ペキンパ−監督。主演の二人は本作品がもとで結婚した。私がデ−トとして見た初めての記念すべき映画。
番外 スピ−ド   バスのスピ−ドが落ちると爆発するという設定のパニック映画。「サブウェイ・パニック」等でもこのてのパタ−ンはあったが、小さなバスを舞台にしたところが凄い。
  羊たちの沈黙 アンソニ−・ホプキンス 異常性格のレクタ−博士、新しいタイプのサスペンス映画だ。つい最近、テレビで見た。
劇場で見た映画は、どうも「誰と見たか」で左右されるのかもしれない。監督で選ぶならスティ−ブン・スピルバ−グ、俳優ならポ−ル・ニュ−マン、トム・ハンクス、ハリソン・フォ−ドと無難なところしか知らない。そして映画はとにかく面白くなくちゃ、これが私の基準です。

 

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