4年前から毎年開催となった小学校のクラス会。最近は会食するだけでなく、かつて遠足で行ったところや、馴染みのある地を散策するのが恒例になっている。
平成25年は修学旅行の日光・戦場ヶ原を歩き、浅草に戻って会食
平成26年は臨海学園の跡地を訪ねて鎌倉へ、遠足の大仏も見て、横浜で会食
その別れ際、「来年は母校のあった御茶ノ水界隈散策」と決まった。
私の母校は千代田区立小川小学校、御茶ノ水駅から徒歩7分の小川町にあった。20余年前に近隣の錦華小学校と統合されて廃校となった。名前は「お茶の水小学校」となったが、錦華小学校の校舎をそのまま使ったので自分の出身校とはどうしても思えない。
現在、小川小学校の跡地は広場となり、フットサル場として親しまれているという・・・

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お洒落なカフェや雑貨店が並ぶ「マーチ・エキュート」

←店内をつなぐトンネル型の通路

写真は撮らなかったが、上下線の線路の間にプラットホームが残っていて、そこにガラス張りのカフェが出来ていた。鉄道好きには堪らないシチュエーションだ。

←マーチ・エキュートからワテラスに戻るとき目に着いた蔵

蔵の右にあるレンガ、ちょっと興味深い。タテとヨコを組み合わせて作ったことが判る。岩崎家の外壁の一部らしい。

中は木造の家屋（大正6年上棟）で、ギャラリーとして貸し出している。

↑ニコライ堂、やはりここが御茶ノ水のシンボルでしょうか。
タイムリーなことに、一週間前の「アド街っく天国」が御茶ノ水特集で、ニコライ堂が1位だった。

この石垣も僕らの遊び場で、よじ登って、度胸試しに最上段から飛び降りたものだ。
高い所から飛び降りる、これが少年には自慢なのである。

さて、いよいよ小川小学校の跡地なのだが・・・なんと「神田カレーグランプリ」なる大イベントを開催されていた。
「ここが校門だよな」
「このへんがプールか」
「校庭、こんなに小さかったのか」という感傷に浸る予定だったが、それどころではありません。
ま、いいか、ビルが建つよりも、『小川広場』としていつまでも愛される地になれば。
奥に見えるのが明治大学リバティータワー

避難訓練で全校生徒が避難した太田姫神社
（名前は太田道灌に由来する）

「え〜、こんな狭いところに避難したっけ？」
（敷地はタテ・ヨコ20ｍ四方くらいでした）

中央大学の跡地に建った三井住友海上
但し、中央大学が移転したのはもう25年前だ。

明治大学リバティタワー

もう10年以上になるだろうか・・・

今や私立大学で最大の受験者だそうだ。

明治大学の真裏にあるのが錦華小学校
（現・御茶ノ水小学校）、
そこの卒業生に夏目漱石がいる。

ということは私の先輩になるのかな・・・

神保町は古本屋で有名だが、ずいぶん減った気がする。そんな中、『猫の本』に特化した店が大繁盛していた。その名を「にゃんこ堂」という。

店のご主人は数年前に廃業も考えたそうだが、娘さんの意見で店の半分を猫の専門書を並べたら、これが大当たり。狭い店内にお客が寿司詰め状態でした。

この日は周辺でイベントが複数開催されていた。「すずらん通り」は『ブックフェスティバル』で大賑わい。500ｍほどの商店街を通行止めにして、まるで縁日のよう、もちろん主役は各書店が並べるワゴンいっぱいの古本です。

さて、そろそろ会食の時間（17時）が迫ってきました。散策は13人だったが、会食から参加が6人いて、合計19人でクラス会。会場の「鳥玄」は2組のK君の店、追加料金を取られることもないだろう。20時くらいからぽつぽつ帰る仲間もいたが、お開きは22時。これでも早めに終了してもらった。私は翌日、ゴルフだったもんで。

10時のお開きまで残っていたのが、13人か。（一人、シャッターを押してる）
この中に「先生」と呼ばれる奴が3人もいるなあ。先に帰ったなかにも2人。結構凄い仲間なんだ。

さて来年は、神楽坂界隈にしようかな。それを決めるのは幹事の特権だからね。
じゃ、来年元気に会おうぜ。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　平成27年11月9日記