昭和56年(1981)


私のこと

草野球と神輿に明け暮れていた。草野球では年間84試合を経験、あるト−ナメントで580チ−ム中ベスト4にもはいった。早朝野球のあと、三社を担いで、ナイタ−をやってから打ち上げなんてこともしょっちゅう。

ニュ−ス

2月23日:ロ−マ法王、初来日
3月16日:臨時行政調査会(第二臨調)が発足、会長は土光敏夫氏
3月19日:神戸ポ−トピア開幕
6月17日:東京江東区(森下町)で通り魔事件、母子4人刺殺(犯人は覚醒剤中毒の川俣軍司、逮捕された時の下着姿が印象深い)
8月23日:台湾で航空機事故、作家向田邦子死亡
9月5日:三和銀行オンライン詐取事件
10月16日:北炭夕張新鉱デガス惨事、93人が犠牲に
10月19日:福井謙一氏(京大教授)にノ−ベル化学賞
10月25日:藤田巨人、8年ぶりの日本一に
11月5日:ロッキ−ド裁判で小佐野被告に実刑判決(榎本元夫人の証言「ハチは一度刺して死ぬ」)
11月30日:鈴木改造内閣発足
12月8日:芸大楽器購入汚職事件


海外ニュ−ス

・相次ぐ政治指導者へのテロ
 米レ−ガン大統領、ロ−マ法王、エジプトのサダト大統領(暗殺)
・中国、4人組裁判(1.25)
・フランスに中道左派のミッテラン大統領(5.10)
・英国、チャ−ルズ皇太子結婚(ダイアナ妃に人気 7.29)

世相・流行 ・「ボ−トハウス」のトレ−ナ−が人気
・「なめんなよ」のなめ猫ブ−ム(猫に暴走族の服を着せた)
・エアロビクスがブ−ム
・ノ−パン喫茶登場(このてのものは大坂から始まる)
・プレッピ−ルック(アメリカの大学前の年代のファッション)
・原宿にロックンロ−ル族
流行語 「んちゃ」「めちゃんこ」「バイちゃ」マンガ、Drスランプから
「ハエハエカカカ、キンチョ−ル」「よろしいんじゃないですか」柄本明のキンチョ−ルのCM
「ハチのひと刺し」ロッキ−ド裁判で田中元首相の秘書の元夫人の言葉から
「うっそ-」「ほんと-」「かわいい-」
・えぐい   ・ロリコン   ・ジャパネスク   ・ぶりっこ   ・行革
・デリ−シャス   ・校内暴力   ・フルム−ン   ・なめんなよ
スポ−ツ ・千代の富士が横綱に。細身の精悍な風貌からウルフと呼ばれた。
・引退した人、近鉄西本監督、張本選手、具志堅用高、貴の花、輪島・・・
・若手の台頭、プロ野球に原・石毛(両リ−グ新人王)、ゴルフに倉本、羽川、湯原の日大三羽ガラス、陸上の増田明美
映画 <邦画>
「連合艦隊」「典子は、今」「駅・STATION」
・伴淳三郎死去
<洋画>
「エレファントマン」奇形のため見せ物小屋で生きたという実話
「007/ユア・アイズ・オンリ−」「ブリキの太鼓」
・ウィリアム・ホ−ルデン、ナタリ−・ウッド死去
流行歌

<レコ−ド大賞>「ルビ−の指環」寺尾聡
<新人>近藤真彦、山川豊、裕子と弥生、沖田浩之、伊藤つかさ、松本伊予
<ヒット曲>
「ギンギラギンにさりげなく」「スニ−カ−ぶる〜す」近藤真彦、「お嫁サンバ」郷ひろみ、「みちのくひとり旅」山本譲二、「おまえに」フランク永井、「もしもピアノが弾けたなら」西田敏行、「奥飛騨慕情」竜鉄也、「風雪ながれ旅」北島三郎、「まちぶせ」石川ひとみ、「ふたり酒」川中美幸、「みちづれ」牧村三枝子
・グル−プサウンズの再結成ブ−ム(タイガ−ス、ワイルドワンズ等)
・貸しレコ−ド店多発でレコ−ドの売上減少、著作権問題化
<紅白>第32回紅白歌合戦、白組:山川静夫アナ、紅組:黒柳徹子
<洋楽>

テレビ <番組>
NHK大河ドラマ「おんな太閤記」佐久間良子主演
NHK朝のテレビ小説「まんさくの花」「本日も晴天なり」
「Drスランプ」「夢千代日記」「将軍」意地悪ばあさん」「野々村病院物語」「忍者ハットリくん」「和宮様御留」「想い出づくり」「マリコ」「親友・悪友(ト−ク番組)」
「北の国から」北海道の大自然の中で役者もドラマとともに成長していった
「オレたちひょうきん族」ビ−トたけし、さんま等が地歩を固めた
・タモリの登場「今夜は最高」で「四か国語麻雀」「イグアナ」「中州産業大学教授」等の独自の笑いを披露、「たけし・タモリ時代」に
<CM>
「春咲小紅」「キッスは目にして」カネボウ
「デリシャスじゃなくてデリ−シャスよ」キッコ−マン
「カ−ドでコ−ヒ−も飲める時代になった」タモリのGCカ−ド
マンガ

・少年マンガ誌、55年をピ−クに部数減少(ヤング向けマンガ誌の台頭)
「うる星やつら」「減点パパ」

新商品 ・スク−タ−復活、タクト(55年)に続き、ベル−ガ、ジェンマ登場
・カラ−商品・・・ゴルフボ−ル、カメラ、ラジカセ、冷蔵庫
・キャラクタ−商品・・・Drスランプ、なめネコ、バイキンくん、ガンダム等
・デカラケ(ラ−ジサイズのテニスラケット)
・貸しレコ−ド店 ・高級即席めん ・シェイプパンツ ・レッグウォ−マ− ・お茶漬けラ−メン
書籍

<ベストセラ−>
「窓ぎわのトットちゃん」黒柳徹子 500万部、戦後空前のベストセラ−
「なんとなくクリスタル」田中康夫(現・長野県知事)
「アクション・カメラ術」馬場憲司
「人間万事塞翁が丙午」青島幸男
「この愛いつまでも」加山雄三
<新刊>
「フォ−カス」新潮社 写真週刊誌の元祖、有名人は戦々恐々
「ダ・カ−ポ」マガジンハウス
「週間宝石」光文社
「CanCan」小学館

 

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