プロ野球選手
子供のころの遊びといえば三角ベ−ス、とにかく野球少年が多かった。赤バット、青バットはすでに伝説だったが
巨人をはじめ、どのチ−ムにもエ−スと四番打者がいた。ファンの期待を裏切らない選手、それがスタ−だ。
重複するのでポジションは無視して選んでみました。
＜打者＞ セ・リ−グ
| 選手名 | コメント | |
| 1 | 長嶋茂雄 | 説明の必要ない日本プロ野球最大の打者。「ひまわり」に例えられたり、「記録より記憶に残る選手」と表現されたり、しかしまだまだ言い得ていない。長嶋についは、別項でたっぷり書きたい。（昭和33年〜49年） |
| 2 | 王 貞治 | 通算868本はまさに世界の本塁打王、二度とこういう大選手は現れないだろう。（昭和34年〜55年） |
| 3 | 山本浩二 | 法政の４番から広島の４番へ。弱かった広島が「赤ヘル軍団」として優勝の常連チ−ムにまでなった。その中心選手である。 |
| 4 | 若松 勉 | 「俊足・巧打」という表現が似合う。終身打率では長嶋、王もかなわない。 |
| 5 | 掛布雅之 | スイングの速さは日本一。ホ−ムラン王をとってから掛布の野球が狂ったと思っている。中距離打者に徹すれば、大変な打者になっていたと思うのだが・・・ |
| 6 | 江藤慎一 | 長嶋・王の同時代に中日で活躍、常に首位打者を争っていた。 |
| 7 | 松原 誠 | 見た目は地味だが、大洋の四番として活躍。晩年に一年（？）だけ巨人在籍。 |
| 8 | 柴田 勲 | スイッチヒッタ−の元祖、俊足で長打もあり。甲子園の優勝投手から「赤い手袋」へ華麗な変身。 |
| 9 | 古田 敦 | 捕手という重責を担いつつ強いヤクルトの中心打者として活躍、人柄もよく将来の監督候補だ。 |
| 10 | 松井秀喜 | 大リ−グでは苦労しているが、松井のホ−ムランの飛距離はもの凄い。かつての打者の平均飛距離を軽く10ｍ以上もオ−バ−している。どのチ−ムの投手も松井に対して厳しい投球をしながらの記録だから素晴らしい。 |
＜打者＞ パ・リ−グ
| 1 | イチロ− | 当分現役だろうが、過去のどんな名選手と比べてもＮｏ.1の選手だ。打ってよし、走ってよし、守ってよし、野球の申し子だ。 |
| 2 | 張本 勲 | 最高打率、最多安打の記録を持つ。東映で燃え尽きて欲しかったのだが。大杉とのコンビは迫力あった。 |
| 3 | 落合満博 | 晩年はホ−ムランバッタ−となったが、本来は３番タイプ。パリ−グで3度の３冠王も立派だが、日本一のライトヒッタ−だ。 |
| 4 | 福本 豊 | 13年連続の盗塁王、近年の盗塁王とはケタが違う。年間100コ以上の盗塁もあるはずだ。通算盗塁数は1065コ。 |
| 5 | 土井正博 | 近鉄の闘将、一番弱い頃の4番として一人、気を吐いていた。 |
| 6 | 加藤英司 | 福本らと阪急の全盛期を築く。俊足・巧打の中距離打者。 |
| 7 | 秋山幸二 | 3割30本30盗塁、つまり好打者の勲章である。 |
| 8 | 長池徳二 | 西本監督率いる阪急が常勝チ−ムとなった頃の4番打者。 |
| 9 | 松井稼頭央 | 何年も前、打者として大リ−グで通用するのは松井だけだろうと言われていた。スピ−ドとパンチのあるバッタ−と表現しましょうか。一生懸命さもちびっこの手本だ。 |
| 10 | 野村克也 | 書きたくないのだが、捕手として2度の3冠王は立派だ。 |
番外：榎本喜八
門田博光
＜投手＞
| セ・リ−グ | |
| 堀内恒夫 | 昭和41年、高卒ル−キ−として、いきなり13連勝。速球とタテに落ちるカ−ブで1年目を16勝2敗。投球後に帽子が横を向いた顔が印象に残る。 |
| 金田正一 | 弱小球団「国鉄スワロ−ズ」の15年間で350勝、その後、巨人の5年間で50勝、通算400勝は驚異的だ。長身からの速球と打者をバカにしたようなスロ−カ−ブ。長嶋のデビュ−に4打席4三振も伝説的。通算400勝、投球回数5526回、奪三振4490コは全て歴代1位。 |
| 外木場義郎 | 私が完全試合を見たのは、この外木場だけ。ノ−ヒ−ットノ−ランも2度達成している。 |
| 平松政次 | 岡山東商で選抜優勝、日本石油で都市対抗優勝、大洋ではカミソリシュ−トを武器に201勝。甘いマスクも憧れだった。 |
| 江夏 豊 | 昭和46年のオ−ルスタ−で9者連続三振、この記録は未だに江夏一人。太めの多い阪神でも超太鼓腹、よくあの体型から快速球を投げられたものだ。通算206勝、193セ−ブ。 |
| パ・リ−グ | |
| 山田久志 | 下手投げでは日本一。阪急の黄金時代を築く。銀座で朝まで飲んで登板し、見事完封勝ちというエピソ−ドも豪傑らしくて好きだ。通算284勝は歴代7位。 |
| 鈴木啓示 | 通算317勝は歴代4位、ゆっくりふりかぶったフォ−ムからの速球で奪三振3061コも歴代4位。 |
| 村田兆治 | マサカリ投法という疲れる投げ方、プロだから独創的なフォ−ムでいいんです。それでも215勝で名球会入り。 |
| 東尾 修 | なにかと話題にのぼる東尾、通算251勝は歴代10位。強気の見本のような投手。 |
| 米田哲也 | とにかくスタミナのあるタイプ。数字では金田に一歩及ばないが、殆どの記録で歴代2位の大投手。通算350勝。 |
＜外人選手＞
| 打者 | ||
| レオン・リ− | ロッテ | なんと終身打率0.320は日本プロ野球最高記録 |
| ランディ・バ−ス | 阪神 | 2年連続3冠王をとっても家族の事情であっさり帰国。もっと活躍して欲しかった選手。 |
| ブ−マ− | 阪急 | 2ｍを越す巨体は迫力があった。外人初の3冠王。 |
| ロ−ズ | 横浜 | |
| デストラ−デ | 西武 | 本塁打王、打点王の常連、西武黄金時代を築く。 |
| 投手 | ||
| スタンカ | 南海 | 昭和30年代に活躍、まだ外人投手は少なかった |
| バッキ− | 阪神 | 昭和30年代に活躍、まだ外人投手は少なかった |